家庭菜園おすすめ野菜3選

どうもっ れおです。
今回は、家庭菜園についてのお話。

皆さんは、家庭菜園されていますか?
家庭菜園はあくまで趣味になりますが、少数派しか知らない知識や家族と土いじりをするのんびりとした時間など、得られるものはたくさんありますので非常におすすめです。
でも、いざ家庭菜園を始めようと思っても、何の野菜からを作ろうか迷うこともあると思うので、今回は、家庭菜園初心者の私が露地栽培で作ったことのある限りある野菜の中から、おすすめしたい野菜を3つご紹介します。

①サツマイモ
②ジャガイモ
③タマネギ

【おすすめ野菜① サツマイモ】

1つ目はサツマイモ。私独自の評価は以下のとおり。

植付け ☆☆☆
管理  ☆☆
収穫  ☆☆☆
消費  ☆☆
貯蔵  ☆☆☆✩

サツマイモの良さは何といっても貯蔵性
植え付けはだいたい5月ごろで収穫は9~10月といった感じですが、収穫後気温10度以上の環境で適切に保存すれば翌年の春くらいまでは平気でもちます。貯蔵できる期間が長いため、たくさん収穫できた場合も安心ですね。
植え付けの難易度も低めです。サツマイモは栄養素が少ないいわゆる痩せた土の方が良く育つため、植え付け前に肥料を入れるなどの土づくりも特に必要ありません。非常に強い作物ですので、植え付け後に苗に元気がない時期もあっても、そのうちメキメキと成長し始めます。
管理上一つ手間がかかるのは、「蔓返し作業」をした方が良いということです。
蔓返しとは、その名のとおり成長して横へ横へと成長する蔓を持ち上げてイモの植えてある畝の方へ返しておくことです。サツマイモの蔓は、放っておくとどんどん横へと成長していき、土に触れた部分から新たな根を張ろうとします。これを放置していると、新たに張った根の方に栄養が分散してしまい、サツマイモが大きくならないことがあります。そのため、夏場暑い時期になりますが、蔓が伸びてきて根が張り出しているのを見つけた場合は蔓返しをするようにしましょう。
イモの収穫はスコップなどで掘っていきますが、深いところでイモができていることもあるので、しっかり掘るには結構力仕事になります。
うまくいけばかなりの量のサツマイモが収穫できますが、大きすぎるものや細いものなど、焼き芋には不向きなものもあり、焼き芋と天ぷら、後はスイートポテトくらいでしか消費しない我が家では、せっかくたくさん収穫できて貯蔵性があると言っても、それでもなお消費しきれないことがあります。貯蔵方法については10度以下にならないようにする必要がありますので、発泡スチロールなどに入れて保温性を高める必要があります。

【おすすめ野菜② タマネギ】

2つ目はタマネギ。私独自の評価は以下のとおり。

植付け ☆☆
管理  ☆☆☆
収穫  ☆☆
消費  ☆☆☆☆
貯蔵  ☆☆☆

タマネギの良さは、単純に良く食べるという点でおすすめです。
植え付け時期は10月から11月。あまり早く植えてしまうと冬が来て寒くなる前に成長しすぎてしまい、トウ立ちの原因になるので注意が必要ですが、だいたいホームセンターや種苗店に苗が並びだす時期に買って、そのまま植えれば間違いありません。植え付けは1本ずつ地道にするしかないので、家族に手伝ってもらいながら楽しく植え付けしましょう。タマネギは非常に強いので、例え冬場雪に埋もれたりして倒れてしまっても、ちゃんと春になれば成長してくれます。

管理も特段難しくはなく、2月頃にパラパラ肥料を撒いたり、ベト病などの病気が気になる場合は春先に石灰を軽く撒いたりする程度で、後は基本放置でも大丈夫です。収穫後は、余分な水分を抜くために根を切って3~7日程度乾燥させる必要がありますので、そこはひと手間かかります。

貯蔵方法については、よくネットに入れて吊るして保管しているのを見かけますが、しっかり乾燥させたタマネギであれば、箱にまとめて入れて通気性の良い環境に置いておけばそれでも十分もちます。晩生と言われる貯蔵性の高い品種であれば、5月中旬ごろに収穫して8~9月頃までタマネギを買わずに生活できます。早生と言われる貯蔵性は良くないけど早く取れて甘みの強い品種も同時に育てることで、4月中旬から順次収穫が可能です。サラダや炒め物、みそ汁やオムライスなど、消費率の高い野菜で難易度も低いため、ぜひチャレンジしてみてください。

【おすすめ野菜③ ジャガイモ】

3つ目はジャガイモ。私独自の評価は以下のとおり。

植付け ☆☆☆
管理  ☆☆☆
収穫  ☆☆☆
消費  ☆☆☆☆
貯蔵  ☆☆☆

ジャガイモの良さは、タマネギ同様よく食べるということと、おやつ代わりや簡単な一品料理としても役立つのでおすすめですね。
植え付け時期は3月中旬くらい。芽だししてから植え付けした方が安定して成長しますが、芽だし自体は種イモを買ってきて数日置いておいたら、勝手に芽が出てきますので難しくはありません。植え付け時は、種イモがちょうど良い大きさでそのまま植える場合は良いですが、大きいものを半分に切って植える場合は、切り口をよく乾燥させるか、草木灰をつけるなど切り口から病気になったり腐ったりしないよう配慮する必要があります。また、植え付け後に土から芽が出た後に霜が降りると、苗が枯れる可能性があります。根が腐るわけではありませんが、霜にやられると後の成長に影響することもありますし、苗がまだ小さいと根ごと枯れてしまう可能性もあるのでできれば避けたいですね。

ジャガイモは種イモからいくつも芽が出て茎が成長してきますので、ある程度大きくなってきた時点で、元気なもの2、3本を残して間引きする必要があります。これをしないと栄養が茎のと葉の成長に分散されてしまい、イモの収穫量が減ってしまいます。収穫は6月頃で、サツマイモと同様に、土を掘り起こしながら、大きさや数などどの程度できているかをウキウキしながら収穫しましょう。収穫後は、水洗いすることなく保存します。新聞紙で覆うなどして日の当たらない環境で保管した方が良いという話もありますが、雨が当たらず、通気性の良い環境であれば、外に置いておいても8~9月までは十分もちます。

ジャガイモも、サラダや炒め物、みそ汁やカレー、おやつにフライドポテトをしたり、オリーブオイルで炒めるだけでも一品になったりと、バリエーションが豊富ですし、タマネギのように臭いがきつくないため、職場などに持っていって知り合いにおすそ分けしても喜ばれること間違いなしのおすすめ野菜です。

◇おわりに◇

家庭菜園おすすめ野菜3選
いかがだったでしょうか。

①サツマイモ
②ジャガイモ
③タマネギ

おすすめ理由としては、よく食べる、というのもありますが、長期保存できることが大きいです。貯蔵性で評価した結果、根菜系に寄ってしまいましたけどね。
キャベツなどの葉物野菜やトマト、きゅうりなどの夏野菜は、作るのは楽しいですが消費しきれない量ができたり、虫の被害を受けやすかったりするので、難しい面があります。それでも作りますけどね。今回紹介した3つの野菜は、あくまで露地栽培前提ではありますが、どれも比較的作りやすいものばかりだと思いますので、ぜひ家庭菜園を始めようと思っている方は、チャレンジしていただければと思います。

また、同じ野菜でも作る時期や食べ方、貯蔵性や食味などによって、様々な品種が開発されて店頭に並んでいますので、どれを買えばよいのか結構迷います。ジャガイモであれば、男爵、メークイン、サツマイモであれば紅あずま、安納芋などがありますよね。
私も家庭菜園初心者ではありますが、私が作った野菜の中で、これはおいしいと思うおすすめ品種なども、今後紹介していけたらと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。