家庭菜園をおすすめする理由3選

どうもっ れおです。
今回は、家庭菜園についてのお話。

私は、2年ほど前から家庭菜園をしています。
家庭菜園を始めたきっかけは、子どもが産まれてから好きに外出して自分の趣味を楽しむ回数を減らさざるを得なくなったことです。家で過ごす時間が多くなった中で、当然子どもとも遊びはしますが、ほかにも有意義な時間の使い方がないものかと考えました。ある日、暇で窓から外を眺めていて、家の横にある家族名義の畑が目に入り、一部を利用して何か作ってみようと思い立ちました。
家庭菜園をしていると、野菜や果物がうまくできたときには大きな喜びを感じることができます。できた野菜を親や友人におすそ分けして、よくこんなに上手に作れたねと言われると、最高に自己満できます。でも、私がみなさんに家庭菜園をおすすめする理由はほかにもあります。
今回は、私が感じた家庭菜園のメリットから、みなさんに家庭菜園をおすすめした理由を3つご紹介します。

・家族との新たな時間を過ごせる
・野菜がちょっと好きになる
・世代を越えて話のネタになる

【おすすめする理由① 家族との新たな時間を過ごせる】

1つ目は、家族との時間。
家族との時間の中で、特に子どもとの時間を過ごす場合、家の中で遊んだり、公園に行ったり、買い物に行ったりするのが一般的だと思いますが、それとは違う新たな時間を過ごさせてくれるのが家庭菜園です。
家庭菜園と言っても、畑でする場合もあれば、プランターや鉢植えで育てる場合もあります。いずれにしても、種や苗を植えて、水やりをして、成長を見守り、実ができて収穫し、料理して食べることに変わりはなく、その工程を家族と共有することができます。我が家では、その工程の一つ一つに子どもが寄ってきて、「何してるの?」「私(僕)もやってみたい!」と言ってきます。植付けや水やりは当然のこと、草抜きや収穫を手伝ってくれて、取れた野菜と一緒ににっこり写真を撮ったりします。
外遊びとなると、子どもならだれでも砂遊びが好きだと思いますが、家庭菜園を一緒にすれば、砂遊びの代わりに土いじりをさせてあげられるところも良いですね。家庭菜園を続けているうちに、上の子が下の子に対して、「そこは野菜ができるから歩いちゃだめだよ」とか、「その実はもうちょっとしてからじゃないと取っちゃダメだよ」とか教えてくれていたりして、子どもたちにとっても、そして私にとっても、貴重な時間を過ごせていると思います。
ただし、油断すると子どもの服や靴が凄まじく汚れてしまい、洗い物の手間が格段に増えてしまいますので、そこは注意というか、覚悟が必要ですね。

【おすすめする理由② 野菜がちょっと好きになる】

2つ目は、野菜がちょっと好きになります。
なんだそれって感じですが、まず単純に自分が作った野菜を食べると買ったものよりおいしいです。根拠はありませんが、脳科学的に絶対おいしく感じるようになってます。私の場合は、自分の作ったブロッコリーを食べてから、自分で作ったものか、買ってきたものかに関わらず、なんとなくそれまでよりもブロッコリーをよく食べるようになりましたね。ブロッコリーの印象が良い方に上書きされた、ということだと思います。
そして、食べるだけでなく、野菜のことを少し知りたくなります。どのような種、苗で、どのような葉をつけて育ち、いつの時期に収穫するのか、など野菜のことに自然と興味が湧いて調べてみたり、車を運転していても、人の畑を見て、「あの葉っぱは何の野菜かな?」と目が行くようになり、家庭菜園をしなかったら絶対知らないままだったことを知りたくなります。
ほかには、売り物になっている野菜の良し悪しについて、何も知らないときより少~しは見分けがついたりします。家庭菜園を始める以前なら、売り物の野菜を見てもその大きさが普通に比べて大きいのか小さいのか、良い色なのか悪い色なのか、硬いのか柔らかいのか、何もわかりませんでしたし、そもそも気にもならなかったです。私と同じような世代で家庭菜園をしている人が少ないこともあり、自分にとっては簡単なことでも、周りで自分しか知らないようなことがあったりすることも、結構優越感というか、モチベーションになったりして、余計に野菜が好きになりましたね。以前よりも、「食べる」「知る」ということに対して、野菜や果物を身近に感じられる気がしています。

【おすすめする理由③ 世代を越えて話のネタになる】

3つ目は、特に目上の人との話のネタになります。
家庭菜園は、私と同世代の30代にはあまりやっている人がおらず、職場の自分より目上の世代の人が結構やってたりするジャンルの趣味になります。そのため、あまり話すことがなかった上司の人と話す機会ができるなど、人間関係を広げるきっかけになったりします。私の場合は、仕事ではあまり関りがないけど今後関わる可能性がある目上の人、過去に一緒に仕事をしたけど今は全く別の場所で仕事をしている人などでも、顔を合わせると家庭菜園の話をするなど良い関係性を気づくツールになってくれてます。また、自分の親とも共通の趣味としていろいろ話をしています。私の親も、実家の庭の畑で野菜を育てていて、一緒に苗の植付けしたり、収穫した野菜を持って行ったりして、私と子どもの関係がそのまま親と自分の関係になっていると思うと、良い親孝行ができているのかなと思ったりもしています。さらに、妻の実家でも話のネタになり、とにかくあらゆる場面で人間関係を築くきっかけになります。人としての印象も、暇なときはパチンコ行ってます!よりは、暇なときは畑で土いじりしています!という方が、相手に対して良い印象を与えると思うので、そのあたりの副次的なメリットも多少はありますね。

◇おわりに◇

家庭菜園をおすすめする理由3選
家庭菜園の良さを伝える記事はたくさんありますので、ちょっと違った視点も入れてみましたがいかがだったでしょうか。

家庭菜園をしていることを人に話すと、「物価上がってるし自分で作ると節約になりそうだね。」とか言われたりします。一般的に考えられているメリットはそういうイメージなのでしょうか。ですが、すでに家庭菜園をしている人ならわかると思いますが、まず家計の節約にはなりません。特に畑での露地栽培となると、土づくりのためのたい肥や石灰の購入、苗や肥料の購入、虫よけネットや支柱の購入、鍬やジョロなどの各種道具の購入など、かなりお金がかかります。さらに、土づくりや植付けなどの作業時間に加えて、草ぬきが必要だったりして時間もかなり取られます。つまり、家庭菜園は家計どうこうということではなく、完全に趣味だということですね。ただ、趣味としては、今回の記事でおすすめするとおり、総じて良い趣味であることに間違いありません。ただし、冬はあまりすることありませんが、暑い夏の日でも、土づくりや水やり、草抜きをすることがそこまで苦ではない、砂遊びの延長として土いじりを楽しめる人でないと、畑での露地栽培を続けるのは難しいかもしれません。プランターや鉢植えで十分な収穫量の野菜や果物を作っている動画などもアップされているので、畑がない、そこまで本格的にやるつもりはない、という人はプランター栽培にチャレンジしてみるのが良いと思います。
家庭菜園は、趣味としての参入者数というか、競争率が特に同世代においては低いのが魅力だと思います。人の知らないことを知っているというのは結構モチベーションになりますし、より深く知ろうという意欲が湧いてきます。もしかしたら、農業に目覚めて脱サラで起業!なんて人生の転換のきっかけになるかもしれませんよ。

今後は、私が家庭菜園でおすすめする野菜や実際に育ててみたレビューについても記事にしていけたらと思っていますので、そちらもぜひご覧いただければと思います。
私の記事をご覧いただき、家庭菜園を始めてみよう、行動してみようと思うきっかけになれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。