楽天ポイント還元率を把握しよう!

どうもっ れおです。
今回は、楽天ポイント還元率についてのお話。

みなさんは、楽天ポイントを上手に貯めたり使ったりできているでしょうか?
私は、期間限定ポイントを失効するようなことはしていませんので、獲得したポイントを最低限無駄なく使えているとは思っていますが、上手に貯めることができているかは正直自信がありません。そもそも、どの決済サービスを利用した時に、どれだけのポイント還元率でポイントを獲得できているのかイマイチわかっていないところがあります。

そこで今回は、楽天ポイントが獲得できる決済サービスごとに、ポイントの還元率を整理してみようと思います。

・楽天クレジットカードのポイント還元率
・楽天Payのポイント還元率
・楽天Edyのポイント還元率
・楽天キャッシュのポイント還元率
・ランク会員とSPU
・まとめ

まずは、楽天ポイントを獲得できる決済サービスについてですが、
こちらは以前の記事でも触れていますが、私が利用している楽天の決済サービスが以下のとおり。
・楽天クレジットカード
・楽天Pay
・楽天Edy
・楽天クレカ電子決済
・楽天キャッシュ

これらに加えて、決済サービスではありませんが、ランクによってポイント還元率の優遇を受けることができる「ランク会員」や、楽天市場での商品購入時に獲得ポイントが加算されるスーパーポイントアップ(通称SPU)がありますね。

1つずつ、確認していきましょう。

楽天クレジットカードのポイント還元率

なんといってもまずは楽天クレジットカードです。
楽天クレジットカードは、2022年10月から楽天Payアプリのクレジットカードタッチ決済に対応しましたので、楽天Payや楽天Edyが使用できない店舗でもスマホのタッチ決済でクレカ払いができるようになり、スマホ1台で決済できる場面が大幅に広がったことでかなり便利になりましたよね。
私の場合は、食品の買い出し、電気・ガス・水道などの光熱水費、保険類の支払い、ETCカードの支払い、楽天市場での買い物に楽天クレジットカードを利用していますが、ポイントの還元率は支払いにかかるモノの種類によって、還元率が異なっているようです。

▶還元率1.0%
・食品の買い出し(大型スーパー)
・楽天市場での買い物
・保険類の支払い
・ETCカードの支払い

▶還元率0.2%
・電気・ガス・水道などの光熱水費

なんと、公共料金は還元率が異なり、500円に1ポイントしかもらえません。
私が楽天経済圏に飛び込んだきっかけでもある公共料金のクレカ払いですが、2021年6月から還元率が改悪されていたようですね。
どおりで初期の想定よりポイント獲得数が少ないわけです。

楽天Payのポイント還元率

お次は楽天Pay。
スマホアプリのQRコードやバーコードで支払いができる大変便利なサービスですね。
コンビニや飲食店での決済が非常にスムーズで、財布を出すことがほとんど無くなりました。
ただ、楽天モバイルのスマホを使用していると、レジで支払う際、いつのまにか電波が家出をしてしまっていて楽天Payのバーコードが機能せず、しかもそうゆうときに限って財布を車に置いたままにしており、「財布とってきまーす」なんて恥ずかしい思いをしたことも過去にはありますけどね。
それはさておき、楽天Payのポイント還元率は、1.0%となっています。さらに、支払元に楽天キャッシュを設定(楽天クレジットカードから楽天キャッシュにチャージしたうえで、楽天キャッシュから支払う方法)することで、楽天クレジットカードから楽天キャッシュへのチャージ時にも0.5%還元を受けることができるため、合計1.5%還元にすることも可能です。さらに、支払い前に楽天ポイントカードを掲示することでこちらでもポイントを獲得できます。ポイントカード掲示によるポイント還元率は、店舗によって異なるようですが、マクドナルドやファミリーマートなど、よく使うところはだいたい0.5%となっているため、全部合わせると2.0%のポイント還元を受けることができます。

楽天Edyのポイント還元率

お次は楽天Edy。
電子マネーの先駆け的な存在ですね。
楽天Payでの支払いができない店舗などで、楽天Edyは利用可能ということもあるため重宝していますが、基本的には自動販売機でコーヒーなどドリンクを購入する場合に使用しています。
楽天Edyの還元率は0.5%。200円で1ポイントのポイント還元を受けることができます。

そうすると、他の決済サービスに比べて劣るのかという話ですが、楽天Edyは電子マネーであるため、チャージ機能があります。このチャージ元に楽天クレジットカードを選択すればチャージでも0.5%のポイント還元を受けることができ、合計1.0%になるというわけです。また、利用店舗によっては還元率1.0%(100円で1ポイント)もらえる場合もあり、ポイント還元率アップのキャンペーンも頻繁に開催されているようです。

 
れお
でも自動販売機で利用する場合って大抵200円未満だよね。楽天Edyで200円未満の決済をした場合、ポイントは獲得できるの?

記事を書いていたらそんな疑問が浮かんできたので調べてみると、なんと!この場合はポイント還元がない!確かにそりゃそうですよね。なんとなくポイントもらえている気でいましたがほぼOでした。つまり、毎日150円の飲み物を買う人が、楽天Edyを利用して自動販売機で購入する場合と、楽天Payを利用してコンビニで購入する場合では、毎日1ポイントの差が生まれることになりますね。

楽天キャッシュのポイント還元率

次が楽天キャッシュ。
こちらも電子マネーではありますが、楽天キャッシュで直接決済ができるだけでなく、楽天Payの支払い元としても利用ができるのが特徴です。また、楽天キャッシュは、決済以外に個人間での送金機能なども備えています。

楽天キャッシュは、楽天クレジットカードからのチャージで0.5%のポイント還元を受けることができます。
さらに、楽天キャッシュは楽天Payの支払い元に設定することで、楽天Payの1.0%還元と合算することができ、合計1.5%還元を受けることができる仕組みになっています。
ですが、私は楽天Payの支払い元を楽天キャッシュに設定せず、楽天クレジットカードに設定しています。なぜなら、楽天Payの支払い元を楽天キャッシュに設定すると、ポイント払いの一部利用(1回の支払いにおける利用上限ポイント数)を設定できないからです。支払い元を楽天キャッシュに設定しても、支払い時の優先順位は、①期間限定ポイント、②通常ポイント、③楽天キャッシュ、という順番になりますが、1回の支払いに使うポイントの上限は設定できません。それに対して、支払い元を楽天クレジットカードに設定した場合は、ポイントの一部利用と言って、例えば、1回の支払いで利用する楽天ポイントは上限500ポイントまで!と設定することができます。この設定をすることで、楽天ポイントを少しずつ利用して、毎月のクレジットカードの請求額を平準化することができます。
さすがに、貯めた楽天ポイントがいつまでも無くならず、残存ポイントがどんどん増えてしまう状況になった場合は、ポイントの一部利用をやめて、楽天キャッシュ払いに変更しようと考えています。

そして、楽天キャッシュにはもう1つ特徴があります。それは、楽天投資信託の支払い元に楽天キャッシュを設定できることです。
楽天証券で証券口座を開設している必要はありますが、投資信託の積み立て設定で、支払い元を楽天キャッシュに設定することで、0.5%のポイント還元を受けることができます。
ただし、実際に投資をしていないとわかりづらいかもしれませんが、この投信積立設定は楽天クレジットカードでも設定が可能であり、楽天クレジットカードの場合は、どの商品に投資するかによって、ポイント還元率が0.2%になるか、1.0%になるかが変わります。したがって、商品によって、楽天クレジットカードの方が還元率が良い場合と、楽天キャッシュの方が還元率が多い場合がある、ということになります。非常にややこしいですね。
そしてこの楽天キャッシュ。侮れないのがチャージの方法です。現金でチャージというのはあまりにナンセンスなのですが、0.5%還元を受けることができる楽天クレジットカードからのチャージでもまだ十分ではないのです。
最も高還元率なのは、ファミペイなどを使ってコンビニで楽天ギフトカード(posaカード)を購入してチャージする方法です。
この方法であれば、ファミペイへのチャージ時とファミペイでの支払い時にもポイントがもらえるわけです。ただし、ファミペイへのチャージはJCBカードを利用する必要があり、楽天クレジットカードはポイント付与の対象外ですので注意が必要です。

【ファミペイチャージによる楽天キャッシュのポイント還元例】
・JCBカードでファミペイチャージ 0~1.0%程度
・ファミペイで楽天ギフトカード購入 0.5%(0,5の日の購入で上乗せあり)
・楽天キャッシュで楽天Payチャージ 0.5%
・楽天Payで買い物 1.0%
・楽天ポイントカード提示 0.5%

うまくやれば3.0~4.0%のポイント還元を受けることができるというわけですね。
ちなみに、私はそこまでの根気がないので、楽天キャッシュへのチャージは楽天クレジットカードを設定しています。楽天クレジットカードに設定することで、残高があらかじめ設定した額を下回った場合に自動でチャージしてくれる機能があるため、積み立て投資をする場合でも気にすることなくほったらかしにできるのが大きなメリットですね。

ランク会員とSPU(スーパーポイントアップ)

次に、ランク会員についてです。

楽天会員になると、過去数か月の楽天ポイントの獲得数や獲得回数にしたがって、ランクが決定されます。
このランクによって、楽天が提供するサービスの中で、さまざまな特典や割引を受けられるメリットがあります。
ちなみに、私は最高ランクのダイアモンド会員になっています。最高ランクとかいうと、かなり限られた人だけがたどり着くようなイメージを持たれるかもしれませんが、楽天経済圏で生活をしていれば勝手にダイアモンド会員になってしまう、という感じです。
ダイアモンド会員になる具体的な条件は、

①過去6か月の楽天ポイント獲得数4000P以上 かつ
②ポイント獲得回数30回以上 かつ
③楽天クレジットカード保有

が条件です。
ポイント獲得数でいうと、公共料金、食品日用品買い出し、ガソリン、など支払っていれば、毎月1500Pくらいは獲得できるため、簡単にクリアとなります。
また、楽天Payを日々利用して入れば、ポイント獲得回数30回もクリアしちゃいますよね。
ランクが上がると、さまざまな特典や割引を受けられるわけですが、実質的に主な特典は以下の3点。
・楽天ETCカードの年会費が無料(通常は550円)
・楽天モバイルユーザーなら楽天市場利用時のポイントが3倍
・毎月18日の楽天市場利用時のポイントが3倍

これ以外にもたくさん特典はあるようですが、私が利用できていて実際に特に感じるのはこの3つですね。

最後に、楽天市場での買い物時に大きなアドバンテージをくれる楽天SPU(スーパーポイントアップ)についてです。
SPUとは、楽天のサービスを使えば使うほど楽天市場でのポイント還元率を上げちゃいますよってやつで、楽天ポイント獲得のメインとも言えるサービスです。
実際に私の楽天市場での買い物は通常時で7.5倍になっています。内訳は以下のとおり。

・楽天会員 1倍
・楽天市場アプリ経由 0.5倍
・楽天モバイルユーザーでダイアモンド会員 3倍
・楽天カード利用 2倍
・楽天ポイント投資 0.5倍
・楽天米国株投資 0.5倍
                合計7.5倍

どれも楽天経済圏で生活する人なら簡単に条件を満たすことのできるものばかりだと思います。
投資については、されていない人もいるかもしれませんが、決して博打的なものではなく、私としては将来への備えとして積み立てをするという意味では今すぐにでも始めるべきだと思っていますので、また別で記事にしたいと思います。
このSPUと、楽天市場で定期的に開催されている、「楽天マラソン」や「楽天スーパーDEAL」などのイベントをうまく使って日用品やふるさと納税などを行うと、数万円の支払いに対して20%以上のポイント還元を受けることも可能になるわけです。
地方銀行からの引き落としや現金払いだけで生活している人と比べると、年間数万円レベルの差が生まれそうですね。

まとめ

楽天ポイント還元率を把握しよう!
いかがだったでしょうか。

今回はポイント還元について、自分でも調べながら書き出してみましたが、利用方法によってポイント還元率は異なっていたり、楽天Edyなんかは自分が思っているほどお得感がないのかなぁなんて気づかされるところもありました。公共料金の支払いも0.2%還元では微々たるものですね。それでも、ないよりは家計の助けになってくれると思います。
楽天Payの支払い元を早めに楽天クレジットカードから楽天キャッシュに変更しようかなと思えたのは、今回整理した成果だったと思います。
最後に、私の利用する楽天サービスのポイント還元率について、条件によって一律には言えませんが、まとめておきます。

①楽天クレジットカード  1.0%
 (上記内、公共料金0.2%)
②楽天Pay 1.0%
③楽天ポイントカード 0.5%
④楽天Edy 0.5%
 (楽天クレジットカードからチャージで0.5%上乗せ)
⑤楽天キャッシュ 0.5%
⑥楽天市場 7.5%

今はポイント戦国時代!

みなさんも、ちょっとでも余裕のある生活を送るために、いろいろ調べて各社のポイントサービスを上手に使っていきましょう。
ただし、くれぐれもポイント獲得のための無駄な買い物には気を付けて。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。